月経前3~10日間の黄体期に生じる精神的・身体的症状で月経の発来とともに減弱あるいは消失するものと定義されています。1)
精神的症状
イライラ感、怒りやすい、無気力、集中力低下
身体的症状
腹部膨満感、肩こり、頭痛、むくみ、体重増加、便秘、乳房緊満感
月経が始まる年齢は12歳、終わりは50歳が平均ですので、約38年間、月経と付き合っていくことになります。そして、妊娠・授乳中は月経が止まることが多いため、子どもを多く産んでいると月経の回数が少なくなります。ですが、現代女性は月経の始まりが早まったものの、結婚や初産年齢は遅くなり、出産回数が大幅に減少しています。その結果、現在女性の一生の月経回数は約450回と推定されており、昔の9~10倍ともいわれています。
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